ビジネス文章的 メールの書き方
①宛名の設定
メールアドレスを直接入力するのではなく、アドレス帳に登録をして、表示名が「○○法人○○会○○病院人事課」または「○○法人○○会○○病院○○病院人事課○○様」となるように設定しておきます。
②件名の書き方
タイトルを見ただけで内容がわかるよう、15字以内を目安に具体的に用件を書きます。
③宛名
正式名称で手紙の書き方と同様に、病院の正式名称と部署、採用担当ご担当者様と書きます。担当者名がわかっている場合は、「部署名 ○○様」とします。
④自己紹介
手紙のような「拝啓」「敬具」や時候の挨拶などは必要ありません。まず、自分の学校名と名前を名乗りましょう。
⑤用件・目的
次に、「資料のご送付をお願い申し上げます」など用件を述べます。なるべく1行30字前後、数行程度で簡潔にまとめましょう。用件が多く、全体の文章が長くなる場合は、適当なところで1行空けると読みやすくなります。
⑥締めくくりの挨拶
「お忙しいところ誠に恐縮ですが、何卒よろしくお願いいたします」「誠にお手数ではございますが、よろしくお願いいたします」などで締めくくります。
⑦署名(差出人名)
最後に必ず、自分の学校名、名前、Eメールアドレス、住所、電話番号などを書きます。メールの署名機能を使って、あらかじめ登録しておくと便利です。
病院への電話のかけ方
病院見学の申し込みなど、就活では電話を掛けるシーンが多いです。緊張して失敗しないように、事前にポイントを押さえておきましょう。
病院「はい。○○病院です」
自分「お忙しいところ恐れ入ります。私、○○看護学校3 年の文化花子と申します。人事課の看護師採用ご担当者様をお願いしたいのですが」
<check!>
部署名は、総務部や看護部など病院によって違うので、必ず問い合わせ先をチェックしましょう。
病院「わかりました。少々お待ちください」
<check!>
担当が不在の場合は「それではまた改めてお電話いたしますが、何時頃おかけすればよろしいでしょうか」と確認しましょう。
担当者「はい、新卒採用担当の●●です」
自分「お忙しいところ恐れ入ります。私、○○看護学校3年の文化花子と申します。病院見学の予約をさせていただきたくお電話いたしました。今、よろしいでしょうか」
<check!>
まずフルネームで名乗り、次に要件を簡潔に述べます。先方が忙しい最中でないか気遣いも必要。
担当者「はい、大丈夫ですよ。病院見学でしたら、○月○日か○日ならまだ空いていますが」
自分「それでは、○月○日でお願いできますでしょうか」
担当者「わかりました。それでは○月○日○曜日の8 時30 分に、人事課の●●宛てにお越しください」
<check!>
もし都合が合わなかったら「申し訳ございませんが、どちらも都合がつきません。その次の週なら大丈夫なのですが」と相談してみましょう。
自分「はい。○月○日○曜日8 時30 分に人事課●●様宛てにお伺いいたします。すみません。もう一つお伺いしたいのですが」
<check!>
日時は必ず復唱してください。また、他にも「寮が見たい」などの要望があれば、当日ではなく、電話の段階で相談しておきます。
担当者「はい、何でしょう」
自分「病院見学で、救命救急センターも見せていただけますでしょうか」
担当者「当日の状況によりますが、一応看護師長にその旨伝えておきます」
自分「ありがとうございます。それでは○月○日よろしくお願いいたします。お忙しいところありがとうございました」
<check!>
先方が電話を切った音を確認してから静かに切りましょう。
履歴書の書き方
履歴書は面接時の資料として採用担当者がしっかり目を通す大切な書類です。時間をかけて丁寧に作成し、自分を精一杯アピールしましょう。
* 書き方のポイント *
●まずは下書きをノートなどに書いてから記入すること
<check!>
特に自己PRや志望動機、学生時代力をいれていたことなど、あなたを相手に伝える項目は念入りに練って文章化しましょう!それが面接のときのヒアリング項目になります。
●丁寧に書く!!
●黒のボールペンで、ハッキリと書く。文字の上手・下手に関わらず、丁寧に書くことが大切。
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フリクションペンはNG!正式な書類には、通常のボールペンを使用すること!
●修正液を使うのはNG。間違えた場合は、必ず最初から書き直すこと。
●熱意を伝える!!
●見本の丸写しは厳禁!記入欄はすべて埋める、自分の言葉で長所や応募への熱意を伝えて。

①日程
履歴書を持参する日、または投函日を記載。
②写真
スピード写真は避け、制服やスーツを着用して撮影を。写真の裏には学校名と氏名を明記。
③印・氏名
氏名は大きくハッキリと書きましょう。読み方は「ふりがな」とあればひらがなで、「フリガナ」とあればカタカナで記入。
④住所・連絡先
連絡を受けても差し障りがなければ携帯の番号を記入。
⑤学歴・職歴
一行目の中央に「学歴」と書き、二行から学歴を記入。学校名は略さず、正式名称で。現在通っている学校については、「卒業見込」と書きます。
⑥免許・資格
免許・資格は正式名称で、取得年月順に記入を。普通自動車免許や英語検定なども、持っていれば書いておくとベターです。
看護師国家試験が控えていますので、日付と合わせて「○○年3月 看護師免許取得見込み」と忘れずに書きましょう。
⑦趣味・得意学科
人柄を伝えるチャンスです。サークルなどに所属しているのなら、具体的な活動内容をアピールして。
⑧志望動機の書き方
「貴院の将来性に魅力を感じて」など漠然とした内容ではなく、なぜ応募するのか、絞り込みを行ったときのポイントを思い出し、熱意を持って書きましょう。
封筒の選び方・書き方
封筒の選び方・書き方郵送の場合は、大切な書類に折り目をつけないようにA4版の白い封筒を選びましょう。
①住所
住所は縦書きで。都道府県から番地まで、漏れのないよう記入しましょう。
②宛名
病院名は「○○法人○○会」などの法人名を入れた正式名称を記入します。宛先は通常、「総務課」「人事課」「看護部」などの部署名だけの場合は「御中」に、「採用ご担当者」「看護部長」などの役職名の場合は「殿」にします。個人名であれば「様」とします
③履歴書在中
病院にはさまざまな郵便物が届くことから、封筒の左下には何が入っているかわかるように「履歴書在中」と赤字で記入を。
④裏面
裏面の左下には自分の住所・名前を記し、封はセロハンテープではなく、のりで閉じましょう。
カバーレター(送付状)の書き方
大切な書類を送るときに「よろしくお願いします」の気持ちを添える手紙を、カバーレター(送付状)と言います。この1枚で印象がアップします。
①封筒と同様に、病院名は正式名称を。宛名を書く際は、「様」と「御中」の付け方に気を付けて。手書きの方が丁寧ですが、最近はワープロの使用も増えています。横書きも可能です。
②基本的には、文頭に「拝啓」、続けて前文(時候や安否の挨拶)、文末に「敬具」を使います。先方の病院を指す場合は「貴院」とします。
③カバーレターで自己紹介をする必要はありません。「何のための、どういった書類が同封されているか」を簡潔に記すようにしましょう。
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応募書類は、クリアファイルにまとめて封筒に入れるとよいでしょう。
書類が散乱せず、郵送の際はクッション代わりに
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