📉2026年卒看護学生 [全国病院対象] 採用実績調査結果

DATABOX

早期化や就業体験増が進むなか、各院はSNS・動画の活用や選べる日程の就業体験、丁寧な動機形成でミスマッチ防止に奔走していますが、大病院との知名度格差や辞退予測の難しさに苦しむ声もあります。学校側に対しては、時代に即した柔軟なキャリア指導や、社会人常識の習得を希望しています。

入職者の属性と辞退者数

居住地近くの応募者数

採用試験前の接触と採用試験の時期・併願状況

内定を出した時期

採用人数の充足と満足度、2026年卒の募集人数予定

社会人基礎力で必要な要件、26卒の就職環境予測

採用活動の取り組みで、今期工夫したこと・苦労したこと

● 合同説明会での集客のため、目立つデザインの椅子・テーブルカバーの新調やプロジェクターを用いた説明へ切り替えた(大学病院)
●「最初は育成対象であり本人の努力が必要」という現実を早くに伝えているが、それが原因で選ばれない可能性や、受験後の辞退率予測
の難しさに悩んでいる(大学病院)
● 訪問校数や頻度を増やすだけでなく、校内で掲示・紹介してもらい「見たことがある病院」という環境づくりを意識した(国公立病院)
● インターンシップの日数を増やして「午前のみ」と「1 日」のコース選択制にしたり、先輩看護師との交流時間を増やしたり、ミスマッチ
予防に努めた(国公立病院)
● 前年度の実績を踏まえ、夏の合説は他県へ積極的に出展し、冬は近隣エリアに絞るなど出展地域をコントロールした(国公立病院)
● 選考を複数回実施し、後半は本人に合わせた内容にした。またDX 導入による働きやすさのアピール、手書きの一言メモを添えた資料
送付などを実施した(国公立病院)
● インスタやTikTok の開設、公式LINE の活用、スマホで見やすい広告への改善、および採用コンセプト自体の見直しを行った(民間病院)
● 内定者向けにコンテンツ配信を行った。既卒者には「職場体験」を促してミスマッチ減少を試みた(民間病院)
● 合同説明会にコストや時間をかけて出展しても、大病院や大学病院の知名度・診療科数に負けてしまい集客(着席数)が伸びない(民間病院)
● 病床機能分化により医療内容は変わらないものの、書類上「急性期」と表記できない包括期の病院になったため、「急性期ではない」と敬
遠される(民間病院)
● 合説の出展費用や採用対策費が高騰している。また紹介業者経由の応募が多く、採用にかかる費用が増加している(民間病院)

採用試験について等、学校への意見・要望

● 他院と併願している場合は、面接などで隠さず正直に話すよう、学生に対して事前指導をしてほしい(大学病院)
● 急性期病院が求める人材像(努力の必要性など)について、学校側の進路相談でも学生と認識を共有してほしい(大学病院)
● 入職後のアンマッチを防ぐためにも、学生の特性を見ながら、背伸びをしない就職先選びのアドバイスをしてほしい(国公立病院)
● 当院で臨地実習を受け入れている学校からは、積極的な就職の斡旋や、実習病院への就職を勧めてほしい(国公立病院)
● コロナ禍以降「休むハードル」が低くなっている印象があるため、社会人としての責任を教えてほしい。また、大前提として国家試験に必ず合格させてほしい(国公立病院)
● 服装や身だしなみを整えること、コミュニケーション能力や挨拶など、社会人としての常識を身につけさせてほしい(民間病院)
●「まずは急性期病院で経験を積むべき」という一律のキャリア指導は、いまの時代や学生の気質に合っていないため見直してほしい(民間病院)
● 国試合格発表後に動き出す学生が稀にいるが、中小病院は枠が少なく辞退リスクを避けたい事情もあるため、なるべく6 月までに試験
を受けるよう指導してほしい(民間病院)
● 精神科を希望すると教員からストップがかかるケースがあるが、偏見を持たずに精神科への就職も勧めてほしい(民間病院)
● 本命病院だけでなく、視野を広げて比べるためにも、必ず複数の病院ブースを回るように指導してほしい(民間病院)
● 事前にアポイントを取得して訪問しているにもかかわらず、窓口で対応してもらえないことがある。忙しい場合は代行対応などを検討
してほしい(民間病院)
● 応募書類や小論文でチャットGPT 等の生成AI を使うとしても、そのまま出さず、自分の言葉になっているか内容を確認するよう指導
してほしい(民間病院)
● 採用試験と実習期間などが重なる場合は、学校側で公欠などの配慮をするか、事情を連絡して別日程を調整できるようにしてほしい
(民間病院)

2027 年入職者に期待すること

● 自ら考え主体的に行動すること(大学病院)
● 自分の看護の仕事に誇りを持ち、職務を果たすことができるように(大学病院)
● 他者・自己を信頼し、チームの中で相互依存できる関係を築ける(大学病院)
● 学校で学ぶことは将来に繋がるため学業に励み、学生のうちにさまざまな経験を積むことが
望まれる(大学病院)
● 看護が好きで、看護をしたいと本心から思っている学生を希望する(国公立病院)
● 困難な状況に直面しても、それを自身の成長の糧として捉えられるセルフケア・ストレスマネ
ジメント能力を重視する。あわせて、組織の規律を理解し、ルールやマナーを守れる人材を期
待している(国公立病院)
● 置かれている状況を捉えて、自分に期待されていることが考え行動できる(民間病院)
● 急性期志望であっても、慢性期などの病院説明会に参加し、幅広い視野で自身にあった病院
選択をすることが望ましい(民間病院)
● 地方の病院をぜひ見てみてほしい。自分に合った働き方ができる施設もある(民間病院)
● 入職がゴールではなく、看護のキャリアの目標を持って自己実現のための自己投資をしてほしい(病院以外の施設)

● 対  象 : 全国の病院
● 調査内容 : 2026年4月入職の看護師
● 調査方法 : アンケートを郵送し、W E B・メール・
F A Xにて回答受付
● 調査期間 : 2026年3月27日~2026年5月13日
● 有効回答数 : 203件
■調査元:文化放送ナースナビ

◆2024年卒 採用実績調査結果

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文化放送ナースナビ編集部」
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