
日本大学医学部附属板橋病院(東京都)
専門職業人として自ら考え判断し、患者さんの意思決定を尊重できる看護師を育成
JHOSナーシングの実現に向け、病院全体で新人をサポートする環境
当院は特定機能病院として、急性期における高度な医療の提供とともに地域の中核病院としての役割を担っています。
質の高い看護専門職を育成するため、看護理念に「人間味あふれる看護~JHOSナーシング」を掲げています。JHOSナーシングとは、自信(J)と誇り(H)をもち、患者さんへの思いやり(O)と信頼(S)を大切にする看護の実践です。
そうした看護を実践するため、新人教育では基本的な知識と技術を集合教育と少人数制研修のW教育で1年間かけて学べる環境を整えています。現場ではプリセプター、支援リーダー、部署の先輩をはじめ、院内教育担当者など、病院全体でサポートする風土を醸成しています。

ワークライフバランスを重視した勤務体制で充実した仕事とプライベートを実現
看護部では大学の教育理念である「自主創造」の精神に基づき、専門職業人として自分で考え、倫理的に正しいかを判断して、患者さんの意思決定を尊重できる看護師の育成に取り組んでいます。患者さんを観察して、その気持ちに寄り添い、判断する力を臨床現場での経験から身につけることが成長につながります。
さらに看護を実践するうえで重要なことは看護技術だけでなく、コミュニケーション能力です。なかでも医療接遇は大切で、言葉遣い、身だしなみ、態度など、患者さんやご家族に敬意をもって対応することが求められます。患者さんが抱える不安や悩みなどに寄り添い、相手の立場に立って話を聞き、安心して話せる環境を提供することが看護師の役割です。
私たちは看護師として元気に働くためには、ワークライフバランスが大切だと考えています。自分自身が元気でなければ、いい看護を提供できません。夜勤の翌日は休みですし、勤務体制も可能な限り希望を取り入れるなど、休日や働き方を考慮して仕事とプライベートを充実させる環境の実現に取り組んでいます。
また、入職1年目は自信をなくして挫折するケースもあります。悩みがあれば、部署の上司だけでなく「成長を見守るチーム(SMT)」のメンバーが精神面をサポートしています。
何事にもチャレンジ精神をもって取り組むことで自己の目標達成と成長につなげる
学生時代にはスポーツなど、何か夢中になれるものに取り組んでおくといいでしょう。学業は大事ですが、気分転換できる環境があることも必要です。また、わからないことは調べて、学習する習慣を学生時代から身につけることが大事です。わからないことがわかってくると、看護の仕事が楽しくなります。
1年目は自分の知識不足に悩むことがありますが、チャレンジ精神をもって何事にも取り組んでください。失敗しても次につなげられれば、その後の成長につながります。心身ともに健康で患者さんに元気を与えられる看護師を目指し、自分の目標に向かって歩んでください。

看護部長

病 院 概 要
■開設年月 1935年5月
■病床数 990床
■職員数(看護職員数) 1,432名(990名)看護方式 固定チームナーシング方式(機能別ナーシング、ペアナース)
■看護配置 7:1
■勤務体制 変則二交替制
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